熟年離婚というと子供の自立を機に、離婚をするという方々が多いです。
「子供も手が掛からなるから、周りに特別迷惑をかける事でもないし、もう二人だけの問題だから」という考えの方は多いのではないでしょうか?
今回は、熟年離婚に対する子供の気持ちについて紹介します。
子供にとって熟年離婚とは
熟年離婚に発展してしまった状況によって様々な気持ちがあると思います。
「長年母親が辛い思いしてきたのを見てきたから熟年離婚した方がいい」と思う子供もいれば、「父親、母親両方の気持ちはわかるが、子供としては離婚はしてほしくない」と思う子供もいるでしょう。
熟年離婚が心配な理由
子供の気持ちとしては、どちらも大切な親だという気持ちがある方が多くいるので離婚してほしくないと考える方も多いですが、それ以上に、離婚後の両親の生活に不安や心配があるのです。
熟年離婚というと20年以上連れ添った夫婦の離婚の事なので50代、60代の割合が圧倒的に高いです。
もう定年間近、もしくは定年している親が「これから自立して1人で生活なんかして大丈夫なのか」という心配や、子供が自立し家庭を持っている場合は「今の家族での生活で精一杯だから援助するのは厳しい」のような、離婚後の経済的心配や、年齢的に1人で暮らすという事が心配なのです。
まとめ
熟年離婚は事前準備が大切です。
離婚後の金銭面での計画や、老後はどのように生活していけるのかなど、しっかりとした計画を立てる事が必要です。
実際に、あまり準備もせずに離婚し、生活が苦しくなって破産してしまう方もいるのです。
それでは離婚した意味もないですし、余計に子供に心配を掛けてしまいます。
そんな事のないように、自分1人で動かず、子供や身内にもしっかりと相談を、先を見通す事が大切でしょう。