近年、熟年離婚が非常に増えています。
夫の浮気やDV、モラハラなど理由は様々で、このまま一緒に生活を続ける事が難しいので離婚をしたいと思う方がたくさんいます。
しかし、専業主婦などの場合は自分でお金がないから離婚に踏み出せない方も多いと思われます。
そこで今回は、離婚後の生活資金となる、熟年離婚で妻が受け取れるお金について解説します。
財産分与
1つ目は、財産分与です。
たとえ夫名義の財産であっても、夫婦で気づいた財産の半分は妻が受け取れる権利がありますが。
結婚してからの貯金や保険など全てが対象なので、事前に今どれだけの財産があるのかを確認しておく事が大切です。
慰謝料
不法行為が原因で、夫との生活が続けられない場合は慰謝料を発生させる事ができます。
不法行為とは具体的にDVや浮気など、暴力や不貞行為のことです。
ただし、この事については証拠が必要になるので、自分で証拠を集めるのが困難な場合は調査会社などに依頼をして証拠を集めるとよいでしょう。
年金分割
熟年離婚となると年金も気になるところです。
年金の場合は旦那の合意、もくしは裁判所の決定があれば2007年以降支払った分の厚生年金は、最大で半分は受け取る事が可能です。
具体的な金額が知りたい場合は、社会保険庁に問い合わせると良いでしょう。
まとめ
このように離婚の条件によってはお金がない状態でも、離婚後に入ってくるお金があります。
しかし、全くのお金がない状態で急に離婚を切り出す事はオススメしません。
今、お金がないのであれば準備期間を設けて、自分でできる範囲の資金作りや家の財産の総額を調べる事など事前に行ってから、離婚を切り出しましょう。