最近増加傾向にある熟年離婚ですが、婚姻中専業主婦だったりすると、離婚後の生活の事も、金銭面を含めしっかりとした計画をしなければなりません。
財産分与や年金分割、慰謝料などもありますが、自立するという事は住むところを見つけなければいけません。
そこで今回は、専業主婦が熟年離婚から賃貸を借りる事について解説します。
熟年離婚は賃貸契約が難しい?
熟年離婚は何十年と婚姻生活を送ってきた夫婦の離婚ですので、離婚時の年齢は50代前後が多いです。
そのため、パートなどの収入では自身が思っていたような賃貸住宅の審査には通らない可能性があります。
それに、学生や20代の頃とは違って、親が連帯保証になれる可能性も低いです。
どのような賃貸住宅が良いのか?
本人の環境によっても違いがありますが、例えば親、兄弟、子供からの支援が望めない場合は公共の賃貸住宅に申し込む事をお勧めします。
公共の賃貸住宅は、本人やその身内の経済状況が判断基準とされ、その基準を満たされれば申し込む事ができます。
しかし、空きには限りがあるため抽選になる事もあるので事前に確認が必要です。
基本的に低所得者のための賃貸住宅になるので、家賃も安く初期費用も少なく済みます。
まずは離婚後の生活資金の確保から
上記のように、賃貸住宅を借りるには資金、自分はどの条件を満たしているのかの確認など、事前に準備が必要になります。
そのため、財産分与や年金分割、慰謝料など離婚で得る事ができるお金はいくらあるのかを調べる事が大切です。
このような準備を行っていなかったため、離婚後の生活が非常に苦しくなり、離婚を後悔した人も少なくありません。
離婚を決断したのならば、一番大切なのは事前の準備かもしれません。